一日の終わり、ようやくすべての予定から解放された夜。

照明を少し落として、好きな音楽を流す。

IMG_5416.jpeg 136.69 KBお気に入りのグラスに日本酒を注ぎ、ゆっくりと口に含む。

その瞬間だけは、誰かのための自分でも、社会の中で求められる自分でもない。
ただ、心地よいと感じる自分でいられる。

そんな時間に寄り添う日本酒に、この夏、出会いました。

IMG_5423.jpeg 388.14 KB高級日本酒ブランド「TAKANOME」から登場した、ブランド初の“おりがらみ”「TAKANOME garden」。

2019年、「既成概念にとらわれない、うまさのみの追求」を掲げて生まれたTAKANOME。その新たな一歩となる「garden」は、4年もの試行錯誤を重ねて完成した一本。本
その背景にあるのは、代表取締役・永金佐知香氏の、少し意外な日本酒との出会いだった。
5A26ADDE-1E1B-4746-BAF5-107A9341A0B1.png 1.55 MB実は永金氏自身、TAKANOMEに出会うまでは日本酒が好きではなかったという。

「酔うために飲む酒」というイメージを持っていた彼女の価値観を変えたのが、TAKANOMEの原型となる「ホークアイ」。パイナップルを思わせる華やかな香りと、力強くリッチな味わいに衝撃を受けたことが、現在のTAKANOMEへとつながっている。
そんな女性の感性と、「おいしいものを届けたい」という純粋な想いから生まれた「garden」。

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名前に込められたのは、忙しない日常から少しだけ離れ、自分自身へ戻るための「庭」という考え方です。

家でもない。
社会でもない。

美しい草花に季節を感じ、本を読んだり、音楽を聴いたり、何かを創ったり。

誰かに評価されるためではなく、ただ自分が心地よいから、そこにいる。

そんな、何ものにも縛られない場所。

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TAKANOMEが考える「庭」は、身分も、過去も、他人の目も関係なく、ありのままの自分を受け入れてくれる空間。

そして、その思想は味わいにも表れています。

「garden」は、通常の日本酒とは異なり、「おり」をあえてわずかに残す“おりがらみ”という製法を採用。

搾ったばかりの日本酒に含まれる米や酵母などの細かな成分を、濾過しすぎずに残すことで、米の旨みと奥行きを引き出している。

IMG_5424.jpeg 175.07 KBグラスに注いだ瞬間、広がるのは、完熟したシャインマスカットやアップルマンゴーを思わせる、みずみずしく華やかな香り。

口に含めば、濃醇な米の旨みとジューシーな酸味。そのあとを追いかけるように、微炭酸がピチピチと舌の上を走る。

濃厚なのに、重すぎない。

華やかなのに、どこかやさしい。

そして最後には、ふくよかな余韻が静かに残る。

5〜6℃ほどにしっかり冷やすことでジューシーな味わいを楽しめるほか、瓶をゆっくり上下に振って「おり」を全体になじませることで、とろりとした舌触りと酸味を楽しめます。

これは、日本酒を「飲む」というより、自分の感覚を取り戻すための時間を味わうお酒なのかもしれない。

仕事では、肩書きを背負う。
家庭では、母や妻としての役割を担う。
人と会えば、相手に合わせた自分をつくる。

大人になるほど、私たちは知らないうちに、たくさんの「役割」を身につけていく。

だからこそ、一日のどこかに、何者でもない自分へ戻る時間が必要なのだと思う。
グラスの中で揺れる、少し白濁した「garden」。
華やかな香りに包まれ、舌の上で微かな泡が弾ける。

そして、ゆっくりと息を吐く。

その瞬間、今日一日のことを少しだけ忘れて、自分の内側に静かに戻っていく。

日本酒は、酔うためだけのものではない。

日常からほんの少し離れ、心をほどき、自分を慈しむためのものでもあるのだと。

「TAKANOME garden」から感じられる豊かな余白。

誰かになる必要もない。
頑張る必要もない。
IMG_5418.jpeg 276.62 KBただ好きな音楽を聴き、好きな本を開き、好きなものを味わう。

そして、ありのままの自分に戻る。

世界で一番フラットで純粋な、私の「庭」へ。

今夜は、誰かのためではなく、自分のために一杯。

グラスの中の小さな「庭」で、心がほどけていく時間を味わいたい。

IMG_5415.jpeg 469.12 KB発表会では尊敬する、フラワーデザイナーの花千代さんに久々にお会いすることができました。

garden 
「TAKANOME garden」は、2026年8月末より公式ECサイトにて数量限定で販売されていて初販売は終了していますが、
2026年10月10日(土) 10:00〜 
2026年10月11日(日) 10:00〜 
販売されるそうです。
山口県産山田錦を100%使用し、アルコール度数は16%。