いよいよ2024年も残り数時間で終わる・・・という中で、今年最後のブログを書いております。
ミモレ編集室の皆さまにとってはどんな一年でしたでしょうか?
年の瀬に無事、マルセイユタロットも今年のリーディング納めを致しました!
一年を通じて、沢山のお客様に足を運んでいただけたことを心から嬉しく思っています。
一回、一回の出会いがタロットリーダー修行中である私の財産。
これを来る新しい年に繋いでいけたらと思います!
さてさて。
一年間のリーディングを振り返ってみて思うことがありました。
リーディングを始めて、足掛け3年。
主に女性の方の様々なお悩みについて、カードへのご質問を受けてきました。
これまではパートナーや子供、親との関係性、お仕事の問題、転職、介護など、具体的な事柄についてのご相談が多かったように思います。
その中で2024年に突出して多かったのがこちら。
「人生の折り返し地点を迎えて、この先どこを、何を目指して、生きていくべきか?」
というような“生き方”そのものに関ること。
漠然としているけれど、とても深くて難しいご質問ですよね。
(私自身がちょうど人生の折り返しを迎えた年齢だからかな?
お客様は“似た人”が来ると言いますし・・・。^^)
特に50代~60代にかけては、子育てを卒業したり、定年を迎えたりとこれまでの人生に一区切りがつく世代。
その中で最近よく耳にするように「人生100年」と考えると、これから続く時間は“消化試合”にしてはちと長すぎる・・・!!という感覚に陥る方多いと思います。
家族や会社を最優先に生きていると、自分のことは後回しでも、目の前のことをこなしていれば充実感を感じることは出来ますが。
“自分自身”を絶対的な中心に据えることには、まだまだ不慣れ。
戸惑いを感じてしまうのは当然ですよね。
人生の後半戦では、「心が求めること」もっと言えば「魂が求めること」が、誰しも絶対に必要になってくるからこそ。
同世代の多くの方が、そのヒントをマルセイユタロットに求めてくださるのかな?と、思っています。
そして、このようなご質問を沢山いただいたのは、冥王星の動きとも無縁ではないかと・・・。
2024年は約20年振りに、冥王星が山羊から水瓶へとサインを移動した年。
特に移動日の11月21日を挟んでの年後半は、ドミノ倒しの様に周辺の景色がガラッと変わってしまったかのように感じています。
世界情勢も、政治も経済も、世情も、自分の心の中も。
とにかく全てがザワザワと落ち着かない方、多かったのでは?
冥王星の動きがどのくらい自分自身に影響するのかは、あくまでそれを受け取る側(自分自身のホロスコープ)の星の位置によるところが大きいので、過度に恐れたり不安を感じたりする必要は全くないのですが。
(例えば、私の場合だと新年明けての1/31に水瓶の2度まで進んだ冥王星を、私の出生ホロスコープの獅子の2度にある彗星がぴったり180度対角で受けるため、かなり影響有りですね。しばらくはザワザワに加えてピリピリ(!?)期間という感じでしょうか~)
それでもなんとなく、世界がざわめいていて落ち着かないような、そんな体感はあるのではないかな、とは思います。
先の見えない、不安定な時代になったからこそ。
これまで以上にマルセイユタロットが必要とされ、誰かの助けになればと願っています。
そしてタロットリーダーとしての大きな責任も感じつつ。
2025年も、一つ一つのご質問に真摯に丁寧に向き合っていけたらと思います。
そのためにも、精進!精進!^^
来る年もよろしくお願いいたします。
皆さまも良いお年をお過ごしくださいませ。
2024/12/31 19:16